2017/01/19

ネット上の広告の表示原理を踏まえた対策(必要ならば)

アシスタントくん、今年最初のつぶやきでございます。

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【アシスタントのつぶやき:第16回】

かなり前の話になりましたが、Facebookの広告を例にあげて、
「Web上では貴方の趣味・嗜好に合わせた広告が表示されることが多い」という話をしました。

Facebook等のSNSでは、記事の内容から趣味・嗜好が分かるのでピンポイントな広告を出せそうなものですが、実のところ、普通にネットをウロウロしてると、そこらのサイトやらブログに「私の何を知っているんだ?」って広告が出ている筈です。

これは、あなたがサイトを見るときに一種の「足跡」を残していることによるものです。

広告業者は、この足跡を収集・分析して、あなたの趣味・嗜好を推察してるんですね。

これを踏まえた上で、広告の表示のコントロールに関して、いくつかの選択肢があります。

1.今のまま(広告が出ることを許容する)

基本的に「その人に必要と思われるものの広告」が出てくるんですから、そう考えるのも自然ですね。

2.個人的な趣向にピンポイントな広告表示はなるべく遠慮したい

基本的には各広告代理店(的な会社)に個別に「足跡を使わないで」とリクエストをする必要があります。

これは面倒なので、一括で大手の広告代理店(的な会社)に関して申請できるサイトがあるので紹介します。

DDAI/オプトアウト等

ここでは広告代理店(的な会社)が、あなたの情報を補足してるかどうかわかります。

各会社の「ターゲティングステータス」に「有効です」と出ていたら、隣のチェックを押して、「ターゲティング広告の停止」を押すだけです。
(ブラウザの設定とかもあるので、サイトの記載事項を注意して読みましょう)

3.広告自体を表示させないようにする

一番簡単そうで実は面倒なのがこれです。

方法は、adblock plus等の「広告抑制用の機能拡張」をブラウザに入れるだけ。
(ブラウザの機能拡張って何?な場合は、止めておきましょう)

しかし、広告が表示されないってことは、広告を出している方にとっては死活問題になるので、、adblockの対策が行われ、それにadblockが対抗し・・・を延々と繰り返しているのが現状です。

結果、その時点で一番有効と思われる広告抑制用の機能拡張を入れることになります。

4.常に匿名でブラウジングする

基本的にターゲットを絞る広告は”足跡”を利用するので、ならば足跡を残さなければ良いという考え方もあります。

ブラウザのプライベートブラウジングでも良いですが、普段使うブラウザを「Tor Browser」にするだけで、ほぼ100%匿名性が確保できます。

ちなみに、以前アップルストアに偽物がずーっと放置してあったので、公式サイトからダウンロードしましょう。

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