2016/08/29

無料で情報を収集出来るということ

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【アシスタントのつぶやき:第12回】

皆さんご存知の通り、PCやスマホで「無料で」何らかの情報を得ようとする場合、得られる情報は「提供する側の都合に沿って加工されたもの」になりがちです。

ちょっと考えれば分かることですが、我々が無料で情報を得られるということは、誰かが「情報を提供する為に必要なシステム」の費用を出してくれているわけですから、その対価として、情報が出資者側に有利な形に修正されるのは仕方の無いことです。

実例として一番分かりやすいのは、不要な情報の付加(一般に広告)です。

以前は広告と記事の区別が非常に付きづらかったのですが、現在は広告には「PR」や「広告」と記されるので判別は容易です。
(AdBlock系のアドオンをブラウザにインストールすることで、広告を非表示にすることも、ある程度可能です)

タダより怖いモノは無し

次に目立つのは情報の提供順の恣意的な変更です。

例えば地域のお店を検索した場合、意外なお店が一番最初に出ることが時々あるように、検索結果が上位に来たからと言っても、必ずしも有名でもないし、重要でもないし、評判が良くないことすらあります。

・・・ネット上で無料で入手できる情報というのは、得てして何らかの代償が必要なのであります。

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