2017/03/03

パース補正に、遠近法ワープ機能を使ってみた!

久々に、Goope(グーペ)を使った制作事例のご紹介です!

このたび、「中西医院」さまのサイトリニューアルをお手伝いさせていただきました。

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制作の際に、お客さまからこのような写真をお預かりしました。

ほんの少しですが、パース(パースペクティブ)が歪んでいます。
※人によってはまったく気にならないレベルです。(わたくしは職業病のため気になります・・)

撮影したときの角度やレンズの特性などによって、本来は水平・垂直であるべきラインが傾いてしまうことがあります。

風景写真のようなものであれば気がつきにくいですが、上の写真のように、実際の「線」が入っている場合は、違和感を抱きやすくなります。

レタッチのリクエストは無かったのですが、そのままアップするには忍びなく・・修正したい衝動に駆られ・・頼まれてもいないのにパース補正することに!

カメラアングルの補正は、Photoshopであれば「レンズ補正フィルター」を使うことが多いのですが、今回は、比較的新しい機能である「遠近法ワープ」を使ってみました。

ためしに「レイアウト」モードでざっくり調整グリッドを引いてみただけでも、どんなふうに歪んでいるかが把握できますね!

グリッドのラインを写真に合わせたら、「ワープ」モードで、どこを水平・垂直にしたいかを指定しつつ、パースを整えていきます。

「遠近法ワープ」はとても便利な機能ではありますが、操るのはなかなかに難しく、一筋縄ではいきません・・(まだ慣れてないからなのか?)。

調整グリッドを何度も引き直したり、「レイアウト」と「ワープ」を行ったり来たりしながら、試行錯誤して、一番違和感の無い感じを探っていきました。

補正とはいえ、無理矢理に写真を歪める訳ですから、どうしても細部に “ひずみ”ができてしまいます。

例えばこのような段差が入ってしまったり・・。
そういう部分は個別に(手動で)レタッチしていきました。

かなり、気の遠くなる作業です。

パース補正した結果がこちら↓

最後にホワイトバランスを整えて完成!

ど、どんなもんでしょうか・・?

補正後の画像は、トップページのスライドショーにも使わせていただきました!

★ご案内★

内科・循環器科・呼吸器科『中西医院
場所:神戸市須磨区
相談しやすい「かかりつけ医」として、丁寧で分かりやすい診察・治療をされています。

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