わたくしごとで恐縮ですが・・
父が亡くなって、1年が経ちました。
父と、もっといろんな話をしたかった。
それが一番悔やまれます。
というのも、父の脳内に巣食った悪性の腫瘍は、言語を司る部位を破壊してしまい、最後の1年半は、言葉を使ったコミュニケーションがまったく取れなくなってしまったからです。
父は絵を描くことが趣味でした。
父の喜寿のお祝いに、これまで描きためた絵をまとめて画集を作ったのが、最後の親孝行になってしまいました。
そして奇しくも、父の「絵」が、誰も気付かなかった父の病を暗示してくれました。
「絵」という字を、わたくしの名前につけてくれた父。
この名前を誇りに、生きていこうと思います。
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父の絵をポストカードにして、お世話になった方々にお配りしたところ、有難くも「売って欲しい」というお声をいただきましたので・・
少しですが、わたくしのショップにて販売させていただくことにしました。
素人の描いた水彩画で恐縮ですが、よろしければお手にとっていただけると幸いです。
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