最近、事例のご紹介をサボっておりました。。。反省。
少し前のお仕事になりますが、Sugar Chef Emikoさまからのご依頼で、シールをデザインいたしました。
写真右側のスクエア型のシールは2年ほど前にデザインさせてもらったものですが、このたび長方形タイプのものを追加でオーダーいただきました。
シールの形にバリエーションがあると、入れ物の形状やラッピングに合わせてお選びいただけるので、シールの使い勝手が良くなりますね。同じパッケージでも、シールの種類によって印象が変わるのも面白いです。
ロゴが黒、グレー、白・・と無彩色なので、シックなトーンではあるのですが、お菓子やパッケージに貼るためのシールなので、ワンポイントで華を添える役目も担います。
そういえば、かつて会社に入ったばかりの頃、先輩のデザイナーさんから「墨の10%以下には色が見えるんだよ」と教えてもらいました。
物理的には墨インクのみなのに、(グレーではなく)淡く色が乗っているように見えるので、墨の1色刷りであっても、デザインの仕方によって単色刷りとは思えない仕上がりを得ることができるんです。
今回のシールも、モノクロ印刷ではあるものの、黒と白、そして淡く色が乗ったように見えるグレーの組み合わせにより、単色印刷とは思えない華やかさを醸し出すことができたんじゃないかな・・と思っています。
お客さまから、「シールを貼るだけでグッと引き締まる」と言っていただけました!ありがとうございます!
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