
先日、「診察券」をデザインさせていただきました。
カード類はそれなりの数をこなしてきたつもりでしたが、そういえば「診察券」は初めてかも!ということに気づき、新鮮な気持ちで取り組みました。(会社にいた頃に作った気もしますが・・)
ご依頼くださったのは、以前Webサイトの全面リニューアルでお声がけいただいた「孔和堂鍼灸院」さま。ご縁をいただいたのが6年くらい前のことでしたので、今になってなぜ?とちょっと不思議だったのですが、これまで利用されていたご近所の印刷屋さんが閉店してしまったのだとか。なるほど!
これまでの診察券のお写真を見せてもらったところ、手漉き和紙のような風合いの紙で、質素で堅実な、鍼灸院の雰囲気にあったものでした。しかもとても安価だったとのこと!これはなかなか手強い。同じような風合いの紙で再現するにはコストがかかってしまうので。
診察券は無くしてしまう人も多いから、安価な紙が望ましいというリクエスト。でもお安い紙だとチープな感じが出てしまいがち。そこで(時々使う手ですが)テクスチャ感のある写真画像を背景に敷いて、なんちゃって凹凸感を出すことにしました。

テクスチャ画像を使用するポイントは、とにかく印刷濃度を淡くすること。主張しすぎて見辛くなってしまっては本末転倒ですからねー。
Comment -コメント-