前回にひきつづき、アシスタントくん執筆記事です!
まずは、前回のおさらいから。
既に知名度が高く適切にブランディングがなされている場合は、名刺に必要な情報は限られるため無料テンプレートで十分、というお話をしました。
では、「個性的な名刺」を作ることで、どういうメリットが有るか言うと・・
アイスブレイク(コミュニケーションのきっかけ)になる
特徴がある名刺は、会話を始めるきっかけになります。
相手の記憶に残る可能性が高くなる
大概の職種において他社との差別化は難しいですが、名刺を目立つデザインにするだけで相手の記憶に残りやすくなります。
特に競争が激しい業界においては相手の記憶に残るかどうかは大事な要素です。
ブランドイメージの具現化
名刺で自分たちの業種、価値観、創造性を表現できるでしょう。
無料テンプレートではできないこと
無論、テンプレートを精査して適切にデザインしても十分効果がありますが、「個性重視なのに他社/他者と丸被り」というリスクは否定できませんし、テンプレートはあくまで「デザイン」のテンプレートである以上、以下に挙げるような効果的な手法が取り得ないことに留意すべきでしょう。
形状/素材での工夫
- 和紙/プラスチック/木材/金属等の異素材を使い、強い印象を与える
そこまで極論に走らなくても、紙質を変えるだけでも印象は変わりますが、当然ながら紙に関する知識が必要になります。
高度な印刷技術の採用
- エンボス加工、箔押し…立体感や光沢を持たせ、高級感を演出する
- ホログラム… 光の角度によって異なるデザインが見える
など
業態に沿った形状の導入
- パン屋さんならパンの形、魚屋さん魚の形をしている
など
新しいテクノロジーの活用
- QRコード付き…ウェブサイトやポートフォリオに直接アクセスできる
- NFCタグ付き…スマートフォンをかざすだけで情報を共有できる
など
スポットカラー(特色)の採用
詳しくはWeb等でお調べください。
以上長くなりましたが・・
表記されるデザインに関してはテンプレートでも十分対応可能ではありますが、それを名刺という実際の紙面に落とし込む際には相応の知識が必要で、これは「無料名刺作成ツール」では実装されにくい部分である、というお話でした。
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