よくあるご質問「どれくらいで出来る?」へのお答え
更新をサボりまくっているあいだに、
いつのまにか師走に突入しておりました。
例年どおり、年末進行でバタバタしております。
お仕事がいただけること、本当にありがたいです。
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本日は久しぶりに、ちょっとマジメな話でも。

お客様からいただくご質問で圧倒的に多く、
かつお答えするのに一番苦慮するのが・・
「どれくらいで出来ますか?」
というもの。
(特にホームページ制作において)
これにお答えするのは、とっても難しいです。
なぜって・・
お客様次第だから。
もちろん、こちらの混雑具合も関係しますが、
やはり「お客様次第」なのです。
こちらからの質問に対して、
「どれくらいの早さでご回答いただけるか」
によるところがとても大きいのです。
特にホームページ制作の場合は、
事前のヒアリングがとても重要になってきます。
「こういうホームページが作りたいんだ!」と
目的もコンセプトも構成も、すべて明快に決まっているならば、
トントン拍子で進行することができますが、
そうでないことの方が多いのが現実です。
一回の質問にご回答いただくのに2〜3日かかる方もいれば、
1週間、2週間・・たっぷり時間を必要とされる方もいらっしゃいます。
文章などの原稿や、画像などの素材をご用意いただくのにも
けっこう時間はかかるものです。
すべてのヒアリングが完了し、素材も揃った段階から
最低1ヶ月くらいかかる、とお考えいただければ幸いです。
ロゴマークとロゴタイプの違い
「ロゴ」と言われるものには、大きく分けて「ロゴマーク」と「ロゴタイプ」の2種類があるのをご存じですか?
最近この違いをご説明する機会が多いので、「よくあるご質問」カテゴリーで書いてみようと思います。
「ロゴマーク」は、組織やサービスなどを象徴した図形のこと。シンボルマークと呼ぶこともあります。
一方「ロゴタイプ」は、デザインされた社名やブランド名のこと。書体のデザインといえるかもしれません。
「ロゴマーク」か「ロゴタイプ」のどちらか一方だけを使うこともあれば、組み合わせて使うこともあります。
そういう視点で周りにあるロゴを見てみると面白いかもしれませんね。
では問題。
シシデザインのロゴは、「ロゴマーク」でしょうか。それとも「ロゴタイプ」でしょうか。
よくあるご質問「デザイン修正は何回まで?」へのお答え
前回にひきつづき、よくあるご質問へお答えいたします。
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Q:デザインの修正は何回まで可能ですか?
A:原則として、ご納得いただくまで何度でも修正を承ります。
ただし、「まったく新しいデザイン案」や「デザイン確定(校了)後の大幅な修正」の場合はこの限りではございません。追加料金が発生することがございます。
また、初案(初校)ご提出後のキャンセルは、進捗状況に応じてキャンセル料が発生いたします。予めご了承ください。
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本当は、こういうスタンスはいけないのかもしれません。
「修正は○回まで」とか「○回目以降の修正は別料金」と定めているところが一般的。延々と修正作業が発生するリスクを避けるため・・なのでしょう。
追加料金がチラつくと、それだけお客さまの方も、より真剣に向き合ってくれるのかもしれません。
でも今のところは、追加料金無しで何度でも修正を承っています。(前回同様、単にワタクシがめんどくさいだけだったりして・・笑)
イマイチ不満が残ったまま妥協したデザインになるより、納得尽くでのデザインの方が、やっぱり嬉しいからです。そのためには、余計なことにとらわれず、希望のデザインというゴールに向かって、そこに全力を注いでいただきたいと思ってしまうのです。
ただ、ひとつ落とし穴が!
修正回数に上限が無いのは、いいことばかりではありません。
何度も直していると、どこへ向かおうとしていたのか分からなくなる「負のスパイラル」に陥ってしまうこともあるのですよ・・。(;^ω^)
よくあるご質問「データはもらえますか?」へのお答え
「よくあるご質問」というカテゴリーを作ってみました。
お客さまからいただくご質問を、少しずつまとめていければと思います。ご依頼いただく際の参考になれば幸いです。
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Q:デザインのデータはもらえますか?
A:はい。データをご希望の方には、ご希望のファイル形式にしてお渡ししています。
ご利用の用途を事前にお知らせいただければ、それにあったファイル形式にいたしますのでお気軽にご相談ください。
(例えば、地図データをWordに貼って使いたい、など)
データの譲渡にあたり、特に追加料金などはいただいておりません。
また、二次利用などもご自由にしていただけます。
でも・・二次制作物のご依頼も承っておりますので、ご相談いただければなお嬉しいです(*´ω`*)
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本当は、こういうスタンスはいけないのかもしれません。
他のデザイナーさん/デザイン会社さんから、とんでもない!とお叱りを受けるかもしれません。
通常デザインは、それを制作したデザイナー/デザイン会社のものであり、著作権もそのデザイナー/デザイン会社にあるとみなすのが法的には正しいからです。(そのため当然、元データは譲渡しないし、勝手な加工や二次利用は禁じるのが普通です・・。)
デザインデータの買取料金を設定する、二次利用の料金を設定するetc.など、きちんと方針を決めた方がよいのだと思いますが、今のところは無償でお渡ししています。(単にめんどくさいだけだったりして・・笑)
ただやっぱり、納品したデザインが勝手に変更されたり、納得のいかない使われ方をしたりするのを見かけると、ちょっと悲しくなります。変更や二次利用の際には、ご相談いただきたいというのが本音でもあります。