私の周りには、読書好きな女性が多い気がします。
例えば、家事・育児・仕事をこなしつつ、週に5冊のペースで読書・・みたいな人とか。
彼女たちの足元にも及びませんが、わたくしも活字を読むのはわりと好きな方です。
といっても、最近は必要にせまられて読む(主に仕事関係)ばかりで、純粋な読書からは遠ざかっておりました。
休日でも、つい仕事しそうになるワーカホリック気味のわたくし。
そうだ。休日には、なるべく「読書」をしよう!と決めました。
読書ならば、(図書館で借りれば)お金がかからないし、時間も場所も選ばない。何より一人でできる娯楽(?)なのが魅力です。
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先日まで読んでいたのは、野見山暁治さんの「パリ・キュリイ病院(原題:愛と死はパリの果てに)」。かなり古い本です。
この本を選んだきっかけは、先日アンコール放送されていたNHKの「日曜美術館」という番組でした。
日本を代表する洋画家の野見山さんが、文筆の才能も傑出していて、数々の書籍を世に出されていること。
若き日の頃、パリでの修行中に、愛する妻が不治の病に冒されてしまうこと。
・・というような内容でした。
この本は、病が発覚するところから看取るまでの日々を綴った、野見山さんの最初の書。
日本にいる奥さまの親族に報告するため、あとから追想する形で書き記したものだとか。
実録ではありますが、いわゆる闘病記という感じではなく、まるで一編の物語のようでした。
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ところで、久々に読書にどっぷり浸かろうとしたわたくしですが、読書感度が鈍っていることに愕然!
集中力がね・・続かないのです。(´д`、)
こんな調子で、1ヵ月に何冊読めることやら・・。
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