お客さまから、金色のシールを作りたいというリクエストをいただきました。
ひとくちに「金」といっても、加工方法はさまざま。
代表的なものを3つ挙げてみます。
1)まず思いつくのは、シール自体に金色のもの(金ホイル等)を使って、それに印刷する方法です。
折り紙の「金」のようなキラキラの光沢が得られます(ツヤ消しもあります)。
印刷ではなく、エンボス加工にしても素敵。
地が金なので、白抜きのような表現をしたい場合は白インクで印刷します。
2)絵柄として金色を使いたい場合は、箔押し印刷という方法があります。
金属箔を金型(銅版)で押して加工するので、華やかさと高級感が得られます。
紙だけではなく、透明シールなどにも加工することができます。
ただし、お値段はちょっと高め。
3)コストを押さえるには、金色の特色インクで刷るという方法があります。
ただし、インクでの表現になるので、どうしても色が少し沈んでしまいます。
刷る紙によっては、思ったような光沢が得られず、ただの茶色ようにも見えてしまうことも・・。(←過去に失敗した経験あり)
お客さまに実際のサンプルを見ていただき、今回は、3番目の特色インクで刷る方法にしました。
仕上がりを見るまでドキドキでしたが・・
シール専門の職人さんがとても丁寧に仕上げてくださり、上品な光沢の金色シールが出来上がりました!
白抜きの文字もクッキリ。シャープな仕上がりです。
職人さんにいろいろアドバイスいただいて、私も勉強になりました。
まだまだ知らないことがたくさんあります!もっと精進せねば~。
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