来年、わたくしの父が喜寿を迎えるので、そのお祝いで画集を作ることに。
父の趣味のひとつが、水彩画を描くことでしたので、今までの絵を集めるとかなりの数になります。でも、そのほとんどが箱の中に仕舞われたまま、誰の目にも触れることがないままになっていました。
それを1冊の本としてまとめたらどうかな、と思ったのです。
画集といっても、出版する訳ではないので、身内用のごくごく簡素なものですけどね。
本日、束見本(つかみほん・本番と同じ紙で、本番と同じように製本された見本)が出来上がってきました。
束見本とは本来、中身は白紙なのですが、今回は試し刷りも兼ねて、全ページ刷ってもらいました。
これからブックカバーの制作にも着手します。
束見本があると、正確な背厚(背幅)が分かるので、ブックカバーの寸法が割り出せるのです☆
わたくしが幼い頃に見た、懐かしい絵もたくさんありますが、実家を離れてからの絵などは、初めて見るものも多かったです。
仕事の合間に、絵をスキャンしたり、装幀を考えたり。
保存状態が良いとはいえなかったので、シミが浮き出てしまっている絵も多く、シミ取りの作業もなかなかに大変でした。
校正は母や弟にもお願いしたので、ああでもない、こうでもない、と濃密なやりとりも楽しかったです。
後書きもそれぞれ書いたので、それは父へのサプライズ。
刷り見本を見てしまうと、また欲が出てきちゃったので、もう少しだけ手直します・・。
完成まで、あともう一息!
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