前回に引き続き、最終校正のお話。
※前回の「間違い探し」の回答は、この記事の最後に掲載しています。
最終校の確認は、修正箇所が直っているかどうかだけでなく、「あるべきものが無くなっていないか」「あるはずのないものが出現していないか」のチェックもとても重要です。
制作作業の過程では、作業の途中で、部分的に非表示にしたりすることも多いのですが、うっかりそのままになっていることって結構多いのです!
あと、何かのはずみでペーストしてしまって、要らないものが貼り付いてしまうこともあリます。
そこで、わたくしが必ずやるのは画面上で行う「疑似あおり校正」。
出力紙を重ねてパタパタするがごとく、画面上で差異がないかあぶり出します。
やり方は簡単で、修正前と修正後のPDFファイルを開いて、倍率を合わせ、ショートカットキーを連打!
ページを繋げて連番にし、「Page Up」「Page Down」キーを交互に押したり・・
Acrobatなら、タブで開いておいて「Ctrl」+「Tab」(Macなら「Control」+「Tab」)でタブ切り替えの連打!
まれに、文字をアウトライン化した時に、テキストエリアがずれたり、アピアランスが崩れたり・・なんて恐ろしいことも起きたりすることもあるので、アウトライン化の前後でも同様のチェックをします。
この工程で致命的な間違いを発見して、何度冷や汗をかいたことか・・。
最終チェック、ものすごーく大事です。
さて、最後に前回の答え合わせを。
10箇所、わかりましたか〜?
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