2024/01/13

デザインに使う背景素材

昨年末の事例となりますが、ヴィオラリサイタルのフライヤーをデザインさせていただきました。

ピアニストは伴奏では無く、なるべく対等な関係に見えるようなデザインにしてほしい、とリクエストいただきましたので・・

「ヴィオラリサイタル」というタイトルではありますが、ソロリサイタルという感じでは無く、お二人でのリサイタルであることをイメージできるようなレイアウトにいたしました。

お二人ともお衣装がダーク系で、もともとの背景はグレーでした。そのまま合成したのでは、あまりに渋すぎる・・!!デザインは、硬すぎたり渋すぎない方が良い・・ともご要望いただいておりましたので、さて困った。

リサイタルの本番は3月。初春なので、背景には寒色系ながらも温かみのある配色のものを選び、少しでも春らしさを演出できるよう工夫いたしました。


ところで、チラシなどの背景に使う素材、皆さまはどうしてますか?

お客さまからご提供いただくのが理想ですが、ご用意いただくのが難しいケースも多々あります。

また、ご予算が限られている場合も・・

そんな時の強い味方は、やはり商用利用可能なフリー素材でしょうか。

一昔と比べると、フリー素材のクオリティーや画質はかなり向上してますし、種類も豊富になってきました!

ただし、そのまま(加工なしで)利用できることは少ないので、色味を調整したり、他の素材と合成したり、余分なものを消したり・・というレタッチ作業はほぼ必須ですが、とても便利に使わせていただいています。

かつては著作権フリー画像をたくさん集めた素材集を購入しておりましたが、同じ素材集から何度も活用できることは稀で、コスパがいいとは言えませんでしたね〜

そして、やはり時代感があるのです。昔の素材は、どこか垢抜けなかったりして使いづらい。どこがどう、と説明しずらいのですが。

今はスマホのカメラも性能が良くなったので、安価で質の良いフリー素材が多く出回るようになったのだそうです。お金のないフリーランスにとり、ホントにありがたい時代になりました!

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