2024/03/23

移住にまつわるエトセトラ #2 家探し

遠隔地からの家探し

さて、前回は最初の移住先が「苫小牧」に決まったところまで書きました。

移住先が決まったので、次は家探し(物件探し)です。

あくまでもひとまずの移住先なので、なかば当然のように、住居は賃貸で探すことにしました。

そして慣れない雪かきのことを考えると、どう考えても一軒家はまずムリなので、アパートかマンション希望!!

すべてオンラインで完結

東京から北海道・・。なんせ遠方すぎるので、実際に探しに行くことも内見することもできません。(時間をかければ可能でしょうけど、今回は1ヶ月以内の引越しを考えていたので時間が無さすぎました)

なので必然的にオンラインのみで物件を探すほかはなく、そこはかなり不安でしたが・・。でも結論から言うと、オンラインでも何とかなりました。(書類のやりとりのみ郵送)

特に、不動産会社の人に室内の3D映像を撮ってもらって、Web内見できたのはかなり助かりました。

各部屋の寸法やカーテンのサイズなども、不動産会社の人にお願いして採寸してもらえたので、家具の配置などもわりあいスムーズに決めることができました。

物件の条件

実際の物件探しはオット主体でやってもらいました。(私はとにかくこの時期大忙しだったので)

私の最低限の要望としては、日当たりが良いことと、ウォシュレットが付いていること。

(ウォシュレットは・・これが付いているなら他の設備もそれなりのレベルなのでは、というわたくしなりのベンチマークみたいなものです。笑)

それ以外は多少条件が悪くても、予算内に収めるためならガマンする覚悟でした。(部屋数が少ない、古い、ペット不可、等)

その他、二人で相談して決めた要望としては、慣れない雪国での生活となるので、日常の買い物ができるスーパーが近いこと、そしてできれば役所や病院などの主要な施設にも近いところ。(徒歩でも何とかなりそうな1〜2キロ圏内が目安)

あとは、下調べの際に「最上階」や「下の階が駐車場」の部屋は寒いというウワサを聞き、それは可能な限り避ける方向で探してもらいました。

やはり、現実とのギャップはありました

バーチャルで内見はできましたが、でもやっぱり実際に行って見てみないとわからないことは多かったです!

例えばキッチンまわり。それまでとは構造がまったく違っていたので、今までの家に合わせて使っていた収納用の備品のほとんどはうまく設置できず、引っ越ししてから粗大ゴミになってしまいました…。

そして、なんといっても洗濯物の干し場所

北海道では冬が長く、その期間は衣類を外に干すことができません。(凍ってしまいますからね・・)

それがどれくらい不便なことなのか、住んでみるまで理解できておりませんでした。

結局は、物干しスタンドを広げて部屋干しするしかないのですが、それができるスペースはリビングくらいしかなく・・。洗濯をした日は何とも珍妙な光景が室内に繰り広げられることになります。

北海道の人たちはどうやって過ごしているんだろう・・すごく興味深いところ。

いずれは乾燥機、または乾燥機付き洗濯機の導入を考えた方がよいのかもしれません。

古いながらも、わりあい快適な住居でした!

そんなギャップが多少ありましたが、引越し先に選んだマンションは、築年数はそれなりに古いものの、クロスを全面的に張り替えてもらったりと、ある程度はリフォーム済みで、古さをあまり感じさせない状態にしていただいていたのはありがたかったです。特にコンロ周りがほぼ新品同様だったのはすごく嬉しかったです。

マンションの上の方の階に入居できたので見晴らしもよく、大きな窓もあって開放感があります。苫小牧は工業地帯なので、北海道らしい風景とはいえませんが、海も山も近くて、ぼんやりと外を眺めていられます。

また、気になる暖房設備ですが、各部屋に備え付けの灯油暖房があったので、暖房器具を用意する必要がありませんでした。

実際に引っ越してから、よかったと実感したところ

屋外に各人専用の小さな倉庫が付いていました。これは夏タイヤの保管場所などに使えて大変便利!

そして室内は、断熱性の高い二重サッシ構造のおかげで、めちゃくちゃあったかい!

北海道の家は断熱性が優れていると聞いてはいましたが、これほどとは。現在進行形で初めての北海道での冬を過ごしておりますが、今のところ、暖房を入れなくても室内の気温が17度を下回ることはほとんどありません。(これはマンションだからなのか?他と比較できていないのでわかりませんが・・)

室内が暖かいので、朝起きた時にお布団から出るのが辛くない!!冬の室内に関しては、むしろ東京の方が寒い気がします。


何はともあれ、住むところは無事に決まったので、いよいよ引っ越しの具体的な算段です!

この続きはまたいずれ!

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