2017/03/15

フリーランスデザイナーの傾向と対策(その1)

ホワイトデーに、アシスタントくんからシャチグッズをもらいました!

実はわたくし、無類のシャチ好きなのでございますよ。

シャチのフィギュア、ハンカチ、ストラップ、箸置き、スプーン…。

嗚呼、生きる活力が沸いてきた!ありがとー!

そんなアシスタントくんによる久々の執筆でございます。
しかもプチ連載の予感?!

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【アシスタントのつぶやき:第18回】

様々なインフラの進化により、フリーランスのデザイナーになるためのハードルは非常に低くなった。

自宅を事務所と兼ねるなら、PC、ネット回線、電話回線の三点セットが揃えば仕事を始められる。

プリンターも業務には必須だが、使う頻度が少ないなら「あえて」設置しないことをオススメする。

その理由は・・通常、デザイナーはフリーランスになると外出回数が激減するからだ。

そして「オフィスに通勤しなくて良い」というメリットを享受すると同時に、極度の運動不足で体調不良になりがちである。

加えて、日常の行動範囲が極端に狭まることで、様々な情報のインプットが不足し、いわゆる「デザインの引き出し」が狭く・古くなる。

だからプリンターを毎日使わないなら、コンビニや100円ショップでプリントアウトすることにして、強制的に外出する機会を作った方が良い。
(うちのボス=デザイナーは愛犬の散歩やらヨガ教室やらに行っているのでマシな方だとは思う)

前置きが長くなったが、デザイナーが独立するときに必要な作業といえば、せいぜい「自分のPCに必要なソフト(グラフィックツールなど)をインストールする」程度のことなのである。

さて、ここからが本題。

簡単に独立できるようになった結果、(誤解を恐れずに言うと)フリーランスのデザイナーは様々なリスクに疎いことが多い。

もっと端的に言えば、「バックオフィス業務も自分がやらなければならない」ことは理解しているが、「バックオフィスの業務内容」と「バックオフィスの担う責任」の理解が十分でない。

つまり、「独立に必要な知識を欠いたまま」で独立してしまうケースが多いのである。

今風に言えば「リテラシー不足」ということになるが、この「リテラシー」という言葉は非常に曖昧で誤解を招きやすいため、ここではあえて使わない方向で。

その2に続く

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