前回にひきつづき、アシスタントくん執筆記事です!
フリーランスの生活設計〈老後編〉
その2. フリーランスには定年/退職が無い
前回は、「収入/支出/老後の長さは色々なので老後に必要な資金に正解は無い」という話をしましたが・・
仮に毎月の収支を常に黒字に出来れば(若しくは黒字ならば)「老後の貯蓄は要らない」ということになりますし、少し赤字程度なら「老後の貯蓄はそれほど要らない」ということになります。
統計の元になる高齢/無職から逸脱しますが、フリーランスは組織の庇護を受けていない代わりに
高い裁量性がある労働形態なので、高齢になっても事業を続けて収入を得られる可能性がありますし、自分の懐事情を勘案して仕事量を調整することも可能です。
ここで留意すべきは、技術的にキャッチアップできる程度、人脈が途絶えない程度に事業を継続する事でしょう。
特にIT関連は数年で浦島太郎状態になってしまいます
ちなみに企業では、現在のところ65歳まで(再)雇用が推奨されていますが、大企業ほど勤務日数や賃金水準といった労働環境の柔軟性に欠き、小企業の方が(必要な人が経営陣に慰留される結果として)
老後も働きやすい傾向にあると言われています。
(つづく)
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