アシスタントくんがせっせと執筆代行してくれるようになってから、「ブログ読んでます〜!」と言ってくださる方が増えました!
やはり、役に立ちそうなことを書くって大事ですね〜(って、そりゃそうか!)
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【アシスタントのつぶやき:第9回】
前回、「大事な情報は盗まれることを前提として、暗号化して保存しておきましょう」という話をしましたが、今回は、大事な情報を含んだファイルを保存しておく場合の留意点について。
留意点は2つあります。
- ファイルが壊れた場合に備えてバックアップを取る
- バックアップは、通常は閲覧できない場所に置く
1の「バックアップを取る」ですが、これはもう今の時代においては一般的といえるでしょう。
問題はその置き場所。すぐ触れられる場所に置いてはいけません。
何故かと言うと、ウイルス(正確にはマルウェアといいます)は通常、感染したPCからアクセスできる全てのファイルに「何らかの影響」を与えようとするからです。

これが「情報を盗む」タイプのウイルスであれば「ファイルを暗号化すれば問題ない」と言えますが、世の中のウイルスの大半は、実は「盗まない」ウイルスなのです。
では、そのウイルスはどんな悪さをするかというと・・・
ひとつは「ファイルを消す」こと。
急にファイルが消えたりしたらすぐに気づくだろう、と思うかもしれませんが、それはもちろん想定内。
何か作業しているふりをして、こっそりファイルを消していく・・・というのが定番で、気づいた頃にはほぼ全部のファイルが消えている、なんてことも。
(アップデートして終了する、という選択をして次の日にPCを立ち上げるとファイルが無いとか)
もうひとつは「暗号化する」こと。
これも主に作業中のふりをして、そこら中のファイルを暗号化してしまいます。
しかもこの場合は、暗号化が終わるや、暗号化に使ったプログラムそのものを消す機能も付いているので、どんな方法で復号するかが分からないようになっています。
(最近は、復号するなら身代金を寄越せ、というメッセージが出るものもあり、会社規模で被害にあったりしてます)
いずれにしても、ウイルスに感染したPCがアクセスできないファイルには影響が及ばないので、バックアップの置き場所は、PCからアクセスできない場所がオススメなのです。そう、例えば金庫の中とか・・・。
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