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【アシスタントのつぶやき:第13回】
ITの世界ではフリーミアムというビジネスモデルが多用されています。
フリーミアム(Freemium)という単語自体は近年できたもので、フリー&プレミアムの合成語(いわゆるかばん語)です。
フリーミアムとは・・
基本的なサービスや製品は無料で提供し、さらに高度な機能や特別な機能については料金を課金する仕組みのビジネスモデル(Wikipediaより)
のことです。
ちょっとわかりにくいので具体的な例を挙げますと、
★ストレージサービスならば・・・
無料ユーザーは低容量・低スピード
課金ユーザーは高容量・高スピード
★セキュリティーソフトならば・・・
無料ユーザー:ウイルス検知機能のみ
課金ユーザー:ネットアクセス時の個人情報漏洩などもプロテクト
等で、無料ユーザーと課金ユーザーの差別化が図られています。
ここで重要なのは、
- 無料でも、きちんと機能する製品(サービス)が提供されている
- 全体で収益を上げるモデルなので、無料で使い続けることに問題はない
ということは「誰も教えてくれない」ということです。
大事なことなので言い方を変えますが、普遍的に存在するであろう、
- 試供品は何らかの手抜きがなされている可能性がある
- 試供品にもコストがかかっているので課金しないと悪い
という認識を利用して収益を上げるのがフリーミアムの特性です。
つまり、無料で十分と思ったら無料のサービスを使い続ければよいのです。
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