立春を過ぎたらフリーランスにとっての一大イベントがやってきます。
そう・・それは確定申告!
例年、なぜかちょっとワクワクするこのイベントですが、今年はちょっとテンションが下がってしまいました。
といいますのも、お恥ずかしながら諸事情あって・・2023年度は創業以来初の赤字となってしまったから。
赤字でも、確定申告はするべき!
個人事業主が赤字になった場合、当然所得はゼロなわけですから、納付するべき所得税は発生しません。
なので、所得税の確定申告をする必要がない、といえばそうなのですが・・。
でも、、創業時に会計のことを勉強した際、「青色申告のメリットのひとつが赤字を繰り越せることである」と聞いた気がする!
それで、改めてこの点について調べてみたところ、たとえ赤字でも、個人事業主は確定申告するべき!ということがわかりました。
事業の損失を、翌年以降に繰り越すことができる!
青色申告で損失を申告すれば、赤字分を翌年以降の所得から控除できます!(繰越損失)
しかもこの損失は3年間繰り越せるのです!
つまり、翌年〜3年間に利益が出た場合に、繰り越した損失と利益を相殺することで課税所得を減らし、納税額を抑えることができます。
所得の証明になる!
確定申告をすると、提出の際に控えが発行されるので、これが納税証明書など種々の根拠資料となります。
わたくしの場合も、今月中に事業継続支援金の申請を考えており、その際に所得を証明する書類は必須なので、確定申告もまた必須といえます。
ところで移転した際に、事業所の住所変更はどうするんだろうと思っておりました。
以前は、納税地が変更になった場合は税務署に届け出をしなければなりませんでしたが、2023年(令和5年)1月1日以後、所得税や消費税の確定申告書に異動・変更後の納税地(住所)を記載をすれば、届出は不要になりました!
というわけで、やはり確定申告は必須ですね〜。
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